シロのお墓
91 :本当にあった怖い名無し:2008/03/07(金) 14:53:52 ID:xNObzvnT0
じいちゃんが亡くなって、じいちゃんの唯一の財産ともいえる3つの山を
5人の子供で分配するって話になったときのこと。
兄弟のうち4人は、山のひとつには昔飼ってたくシロっていう犬のお墓があるから売らないで
長男が相続して守ろう、と主張したんだけど、次男だけは男の兄弟3人で
ひとつずつ相続しようと主張して譲らんかった。
その次男って人が宗教にどっぷりはまってて、山に宗教施設を建てたかったらしい。
結局弁護士やらなんやらが入るごたごたになっちゃったんだけど、その真っ最中に
次男が宗教関係者やバックにいるヤクザを連れて山に入った。
もう施設を作る気まんまんで山の中を見て廻ったんだけど、山を降りる時に
ヤクザが「ここの山はやめたほうがいい」と言い出したんだって。
「山に入ったときから真っ白い大きな犬がずっとついてきた。あれはこの世のもんじゃない」
次男はすぐにそれがシロだとわかって、山に執着するのをやめたらしい。
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先輩の手
429 :おさかなくわえた名無しさん:2007/10/20(土) 22:01:57 ID:bzMhL30A
若い頃クライミングをしていた時に俺の先輩が最初に教えてくれた言葉が、
「ペアで登攀中に片方が転落した時は、上の者はできる限りの努力をしろ!ぶら下がっている者は
上の者を助けるつもりで自分のザイルを切れ!」と教えられた。
そしてその先輩は2年後俺とのクライミングで自分のザイルを切った・・・
数年後、俺と後輩が岩壁に登っている最中に俺が転落・・・
後輩はまだまだ臨機応変にできるほど経験を積んでいなかったので
俺が「最期は笑って逝ったと嫁と子供に伝えてくれ」と言ってナイフに手をかけた瞬間、
見覚えのある手が私のナイフを押さえた・・・そう、数年前に自分でザイルを切った先輩の手だった。
何故かそう感じた。そして次の瞬間後輩がまだ教えてもいない方法で私を助けた。
上を見た瞬間、後輩の側でザイルを握っているもう1つの手が見えた。
はっきり言って緊迫した状況だったので幻覚かもしれない。
そして火事場の馬鹿力を後輩が発揮したのかもしれない。でも俺がナイフを取り出そうとした瞬間に
押さえた手の感触は紛れも無く先輩だったと10数年経った今でも信じている。
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長期入院していた頃
356 :名無しさん@お大事に:2007/08/05(日) 14:46:20 ID:I6ZtQXGl
昔、長期入院していた頃に、俺をかわいがってくれてた婆さんが夜中2時頃に
俺の病室のドアを開けて、ニコニコしながらおやすみと言った。
翌朝、看護婦にそのことを話したら婦長が来て、そのことは他の人には
内緒だよ、と言われた。
婆さんは、前の晩9時頃に亡くなっていたそうだ。
1年半ほどの入院中に似たようなことが3回ほど有ったが、実際には
余り怖くなかった。
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桃を送って
94 :本当にあった怖い名無し:2007/09/26(水) 17:14:57 ID:N/ZTPGSd0
今年の夏、岡山に旅行に行った。
母は果物が好きだから実家に桃を送ってやった。
旅行から帰ってきて、しばらくして母から「桃届いたよ。ありがとう」というメールが入った。
実家には祖父もいるから分けてあげてねと返事した。
それから2日後くらいに母から電話がかかってきた。
「桃おいしかったよ。でもおばあちゃんの仏壇にお供えした桃だけ、
身が真っ黒でグジュグジュになって食べられなかった」という内容だった。
祖母は今年の4月に他界している。三人いる孫の中で一番俺をかわいがってくれていた。
盆は明けていたがきっとおいしく桃を食べてくれたんだと思う。
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誘拐された時に
342 :本当にあった怖い名無し:2007/10/03(水) 16:14:54 ID:u7yhdA1M0
実は誘拐された事がある。
近所に住む頭のおかしいオッサンが犯人だったわけだが
包丁で腕にうっすら傷を付けられて『騒いだら殺す』と脅されて、涙も出ないぐらいガクブルでね。
病院の裏山にある洞窟(防空壕?)に閉じ込められた。
別にオッサンから何もされなかったんだけど、超至近距離でじろじろ見られたりクンクンと嗅いだりされた。
(子供心に、スゲェ気持ち悪いと思ったことをよく覚えてる)
しばらくしたらオッサンは洞窟から出て行ったんだけど、あの包丁が怖くて動けなかった。
暗くてよく分からなかったが、どうも俺と同じく誘拐された子供がいたらしくて
「大丈夫、頑張ろう、お父さんが助けてくれる」と励ましあった。
結局、包丁持って外をうろついてたオッサンは警官に取り押さえられ、スピード解決。
オッサンから話を聞きだした警察官が助けに来てくれた。
ただね、洞窟には俺しかいなかったんだよ。
「もう1人いたんだ」と言っても、刑事も親も「怖さのあまり夢を見たんだろう」と信じてくれなかった。
大人になった今なら「ああ、そういう事もあるのかな」とは思うが、幻聴だろうが夢だろうが
励ましてくれたあの声には感謝してる。
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