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あたたかい手

193 :本当にあった怖い名無し:2008/09/15(月) 16:26:19 ID:JNNnUYriO

ちゃんと見回ってくれる病院は良い病院だと思う。
もう10年くらい前になるかな、祖母が脳梗塞で倒れた。
言葉が話せず、食事や排泄にも補助が必要だが命に別状はないと診断された。
救急で運び込まれた病院は満床で、評判の悪い老人病院へ入院することになった。
その老人病院、出ていく時は棺桶の中と噂されていた。
実際、見舞いに行った時は院内の異様な雰囲気に驚いた。
あちこちの病室から呻き声や叫び声が聞こえ、
明らかに通路と思われる場所に簡易ベッドが置かれ入院患者が寝かされている。
両親が泊まりこんだ時、ナースコールを押しても誰も来てくれないことも度々あった。
両親は必死に老人介護施設を探した。
祖母は痴呆もあり、なかなか受け入れ施設が見つからなかった。
良い施設は予約でいっぱいで何年も待たなければ入所できないという。
それでも何とか受け入れ可能な施設を見つけ、退院させようとしていた矢先。
日曜の朝に病院から容態が急変したと電話があった。
慌てて駆け付けた私達家族に、医師は嫌な笑顔を見せた。
祖母は処置室で色んな器具に繋がれていたが、それらの器具は電源が切られ、
祖母は既に息を引き取っていた。
医師の話によると早朝に容態が急変し、電話をしたときにはまだ息があったと言う。
「ほら、まだあたたかいでしょ」と半ば強引に握らされた祖母の手は固く冷たかった。
肺炎だったそうだ。
両親は看護師が夜間の見回りを怠ったために
処置が遅れたのではないかと疑ったが証拠はない。
今後、両親に何かあった時にはその病院にだけは入院させてはいけないと思った。

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