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遠い山間での住宅改装を請け負った彼は、毎日のように山中の峠道を越えていた。

589 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2010/01/18(月) 19:15:02 ID:rs/zHIC+0

仕事仲間の話。

遠い山間での住宅改装を請け負った彼は、毎日のように山中の峠道を越えていた。
きちんと整備された道路も造られているのだが、回り道の上に信号が多く、渋滞に
巻き込まれる率が高いので、舗装もされていない寂しい峠を通っていたそうだ。



ある日、仕事が押してすっかり遅くなってしまった晩のこと。
突然、車体後部で破裂音がして、まともに運転が出来ないほど激しく震動し始めた。
車を止めて確認すると、右後輪がバーストを起こしている。
溜息を一つ吐き、スペアタイヤの交換に入った。

運悪く室内灯が切れていた。手元が暗いため、非常用の工具が中々取り出せない。
と、後方より明かりが差し込まれた。通り掛かった誰かが助けてくれた様子だ。
「これはこれは、どうもありがとう」
目当てのレンチを手にして、礼を述べながら振り返る。
そこには、古めかしい提灯を手にした着物姿の小さい人影が、ぽつねんと立っていた。


590 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2010/01/18(月) 19:16:04 ID:rs/zHIC+0
(続き)
「えっ、このご時世に提灯?」
虚を突かれた。
一瞬言葉に詰まり、ようやっと「・・・あの」と声を掛けた途端。

提灯は地面に落ちて消え、次の瞬間、辺りは闇に包まれた。
目が闇になれる頃、ボロボロになった提灯が、地面に転がっているのがわかった。
それを掲げていた人影は何処にも見えない。
拾い上げてみたが、とても火を灯したりなど出来ない程の痛み方だった。

「どこのどなただかわかりませんが、ありがとうございました」
取りあえず丁寧に礼を述べてから、作業を続けたのだという。

その提灯、どうしたんですか? と私が問うと、
「ちゃんと持って帰って、きちんと燃えるゴミの日に出したよ」
あっさりとそう答えた彼だった。


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この記事へのコメント

ぽつねん

2010年01月22日金 URL #- /編集

それ送り提灯じゃね?

2010年01月22日金 URL #- /編集

なんという落語

2010年01月22日金 URL #- /編集

燃やすなよwww

2010年03月22日月 URL #rgFH9dIE /編集

『鈍感力』読んだな

2012年03月16日金 URL #- /編集

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