日刊都市伝説は都市伝説、怖い話、恐怖を中心とした2ちゃんねるまとめサイトです。

2chに書き込まれる都市伝説・怖い話の総合まとめ。

 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

野菜畑

196 :本当にあった怖い名無し:2011/10/22(土) 11:34:18.77 ID:WI3dU4GM0


野菜畑 1/2

先日、彼女と別れてしまいました。
当然ショックですが、なんと別れたその日に新しい彼氏をつくっていたのです。
さっぱりした彼女の性格はよく知っていましたが、さすがにこれはショックが大きかったです。

もう私には興味が無いと言わんばかりの冷たい態度をとる彼女。
同じ職場で働く時間はとても苦痛でした。

まず私は笑いました。
彼女はキャバクラ嬢によく見られる髪型、いわゆる盛りヘアが好きでした。
デートのときは毎回違う盛りを見せ、自己満足に浸っていました。
私には何かの野菜のようにしか見えませんでした。
でもとても可愛かったです。

次に私は泣きました。

彼女は自分勝手なことばかり言う人でした。
私が無神経だねと言うと、1日連絡をくれないほど怒りました。
でもそんなところも好きでした。

そして私は決意しました。

彼女は別れるとき、私の嫌なところをすべて言ってくれました。
頭が悪い。運転が下手。体の相性が悪い。細かいところで気が利かない。
もはや嫌な部分しか見えなくなっていたようでした。
でもはっきり言ってくれたところに優しさを感じました。


197 :本当にあった怖い名無し:2011/10/22(土) 11:35:30.98 ID:WI3dU4GM0
野菜畑 2/2

もうこの景色も見られないんだな。
そんなことを思いながら、通いなれた道を車で走ります。
向かった先は野菜畑。彼女との思い出がよみがえる場所です。

暗くてよく見えない畑で、目を凝らしながらお目当ての野菜を探します。
足音でまわりにいる人に見つからないよう、静かに歩きながら。

ついに見つけた野菜の葉。
私はそれをおもいきり引き抜こうとしました。

グイグイグイ!グイ!グイグイグイグイ!!

何度引っ張ってもなかなか抜けません。一瞬、悲しげに私を見る彼女の顔が見えた気がしました。
葉を両手で持ち、最後の力を振り絞り、やっとのことで引き抜ぬことができました。
勢いがありすぎたのか、たくさんの土が飛び出し、私の顔や服に飛び散りました。

帰りの車の中、彼女の大好きだった曲をかけました。
道を曲がる度、助手席のビニール袋に入った野菜が楽しそうに揺れていました。


その日から彼女は突然職場に現れなくなりました。
まわりでは、彼氏と駆け落ちでもしたんだろうという噂が流れ始めていました。

私は噂を聞く度に、ゆっくりお腹をさすり、彼女との思い出に浸るのでした。



人肉食堂 ~とむらいレストラン~ [DVD]
有限会社フォワード (2012-02-24)
売り上げランキング: 5789

関連エントリー
Loading


この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL
コメント
パスワード
秘密
管理者にだけ表示を許可する

非存在管理者

  • Legends
  • urbanlegendjp99[at]yahoo.co.jp

其の他

  • seo

逆アクセス

Twitter


怖いもの


天使の囀り (角川ホラー文庫)

雷の季節の終わりに (角川ホラー文庫)

なまづま (角川ホラー文庫)

バチカン奇跡調査官  血と薔薇と十字架 (角川ホラー文庫)

菊燈台 ホラー・ドラコニア少女小説集成 (平凡社ライブラリー)

戦都の陰陽師 (角川ホラー文庫)

粘膜戦士 (角川ホラー文庫)

夜市 (角川ホラー文庫)

そこに、顔が (角川ホラー文庫)

セピア色の凄惨 (光文社文庫)

独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。